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山崎豊子の『運命の人(1〜4)』

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読み終わりました、山崎豊子の『運命の人(1〜4)』。

沖縄が日本に返還される際、アメリカが日本に支払うべき復元補修費を、日本が肩代わりするという密約が交わされた証拠と思われる文書を入手した毎朝新聞の政治部記者の弓成。ニュースソースを守るべく記事の扱いに注意を払っていたが、その密約が国民に隠されたまま沖縄返還が決まることに危惧を覚えた弓成は、ある一人の議員に予算委員会でその復元補修費について追求してもらおうと文書を預ける。
そのことで逆にニュースソースである外務省の女性事務官の存在を明らかにし、またその女性と弓成が男女関係にあることまでが明るみに出てしまう。

毎朝新聞は、国民を騙して沖縄返還をまとめようとする強大な国家権力と、国民の知る権利と報道の責務をかけて裁判に望み、一審は弓成が無罪、女性は有罪という判決がでる。しかし、ニュースソースが有罪となってしまったことに弓成は喜べずにいた。彼の本心をよそに女性事務官は雑誌に独占手記を載せ、彼を社会的に抹殺しようとする。

外務省は密約の事実はないと断固否定し、弓成は二審で有罪が確定。彼は新聞社を去り、家族とも離れ、実家の家業を手伝いながら暮らしていたが、父親の死とともに家業も下り坂となり、彼は実家も離れ、一人沖縄へ流れ着く。

沖縄でひっそり暮らしていた彼は、彼を救った人との再会を期に、さまざなま人と出会い、語らっていくうち、密約を取材していた時には見えていなかった沖縄の現実を目の当たりにすることなる。再び書くことを始めた弓成に、あの密約を立証する公文書がアメリカで見つかったというニュースが飛び込んで来る・・・

相変わらず、登場人物もあの人のことかぁってイメージできてしまうところが面白い。
沖縄返還時の密約に関しても実際の問題だし、普天間基地についても鳩さんが空回りと、戦後何十年経っても、日本はアメリカと対等に向き合える事はないのね。
まぁこの震災復興の大事な時に、首相の不信任案提出騒動を起こして、日本の国としてのレベルの低さがさらに輪をかけて露呈してしまったからなぁ。
外国と対等にやっていけるレベルではないな。(;´д`)トホホ…

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コメント

日本の政治家は井戸の中のカエル同士の戦いですもんねえ(^。^;)

kiichiさん、
ほんとに!
井戸の中でごちゃごちゃしててあかんなぁ。
そらもう外国勢から舐められるわけや。
そんなことより、早く東北をどうにかして! 電気をどうにかして!

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